ねじの種類,寸法,ボルト,ナット,タップ,インチ,管用,台形ネジ,加工等

 

(ねじの)はめあい長さ/標準のはめあい長さ



ネジ用語において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(d)はめあい”に分類されている用語のうち、『(ねじの)はめあい長さ』、『標準のはめあい長さ』のJIS規格における定義その他について。

一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(d)はめあい”に分類されているネジ用語には、以下の、『(ねじの)はめあい長さ』、『標準のはめあい長さ』などの用語が定義されています。

ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(1)ねじ基本 > (d)はめあい 】


分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (d)はめあい

番号: 1401

用語: (ねじの)はめあい長さ

定義:
おねじとめねじとが互いに接触し、はまり合っている部分の長さを軸線方向に測ったもの。

対応英語(参考):
length of engagement


分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (d)はめあい

番号: 1402

用語: 標準のはめあい長さ

定義:
製品の実際のはめあいのの長さと関係なく、公差を算出するとき、基準とするはめあい長さ。
備考:
通りねじゲージの長さと一致させるのが普通である。

対応英語(参考):
reference length of (thread) engagement


(※1)
ネジのはめあいに関しては、以下のJIS規格などがあります。

JIS B 0209-2
一般用メートルねじ−公差−第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(はめあい区分)

この規格では、JIS B 0205-3(一般用メートルねじ−第3部:ねじ部品用に選択したサイズ)で規定する一般用メートルねじ(M)の有効径及び山の頂の直径(めねじ内径及びおねじ外径)に対する許容限界寸法について規定されています。