クレビスピン/テーパピン
ネジ用語において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(h)ピン”に分類されている用語のうち、『クレビスピン』、『テーパピン』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(h)ピン”に分類されているネジ用語には、以下の、『クレビスピン』、『テーパピン』などの用語が定義されています。
ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(2)ねじ部品 > (h)ピン 】
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (h)ピン
番号: 2804
用語: クレビスピン
定義:
継手用のピン。
形状には平行ピンと同じようなもの、割りピン穴があるもの、頭付きのものなどがあり、鉄道車両に多く用いる。
対応英語(参考):
clevis pin
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (h)ピン
番号: 2805
用語: テーパピン(※1)
定義:
断面が円形で、側面がテーパになっている頭なしのピン。
JIS B 1352 では、表面粗さの程度によってA種及びB種の2種類を規定している。
対応英語(参考):
taper pin
(※1)
テーパピンについては、、以下のJIS規格があります。
JIS B 1352
テーパピン
この規格では、一般に用いるテーパ1/50の鋼製テーパピン及びステンレス鋼製テーパピンについて規定されています。
テーパピンは表面粗さの程度によってA種及びB種の2種類が規定されていますが、A種は主として研削によるもので、B種は主として旋削によるものになります。
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