戻り止めナット/プリベリングトルク形戻り止めナット
ネジ用語において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(f)ナット”に分類されている用語のうち、『戻り止めナット』、『プリベリングトルク形戻り止めナット』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(f)ナット”に分類されているネジ用語には、以下の、『戻り止めナット』、『プリベリングトルク形戻り止めナット』などの用語が定義されています。
ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(2)ねじ部品 > (f)ナット 】
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (f)ナット
番号: 2626
用語: 戻り止めナット
定義:
ナットの一部に戻り止めのための仕掛けが施されているナットの総称。
戻り止めのための仕掛けには色々な種類がある。
対応英語(参考):
self-locking nut
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (f)ナット
番号: 2627
用語: プリベリングトルク形戻り止めナット
定義:
相手おねじ部品にねじ込み又はねじ戻すときに必要なトルクが発生するような仕掛けを施した戻り止めナット。
次の形式がある。
(1)全金属製(プリベリングトルク形)六角ナット
(2)ナイロンインサート付き(プリベリングトルク形)六角ナット
対応英語(参考):
(1) prevailling torque type all metal hexagon nut
(2) prevailling torque type hexagon nut with nylon insert