トリムボルト/座金組込み六角ボルト
ネジ用語において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(e)ボルト”に分類されている用語のうち、『トリムボルト』、『座金組込み六角ボルト』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(e)ボルト”に分類されているネジ用語には、以下の、『トリムボルト』、『座金組込み六角ボルト』などの用語が定義されています。
ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(2)ねじ部品 > (e)ボルト 】
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (e)ボルト
番号: 2531
用語: トリムボルト
定義:
ボルト頭をトリーマによって六角又は四角に打ち抜いたボルト(付図2531)。
付図2531 トリムボルト
対応英語(参考):
trimmed head bolt
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (e)ボルト
番号: 2532
用語: 座金組込み六角ボルト(※1)
定義:
六角ボルトの転造によるネジ加工前の中間成品に、座金などを組み込んでから転造した六角ボルト(JIS B 1187 参照及び 付図2532)。
組み込まれた座金は、六角ボルトから抜け落ちないようになっている。
付図2532 座金組込み六角ボルト
対応英語(参考):
hexagon head screw with captive washer
(※1)
座金組込み六角ボルトには、以下のJIS規格があります。
JIS B 1187
座金組込み六角ボルト
この規格では、一般に用いる鋼製及び黄銅製の座金組込み六角ボルトについて規定されています。
この規格でいう座金組込み六角ボルトは、ボルトブランクに座金を組み込んだ後、ねじを転造し、座金がボルトから落ちないようにしたものです。