控えボルト/基礎ボルト/キー付き丸頭ボルト
ネジ用語において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(e)ボルト”に分類されている用語のうち、『控えボルト』、『基礎ボルト』、『キー付き丸頭ボルト』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(e)ボルト”に分類されているネジ用語には、以下の、『控えボルト』、『基礎ボルト』、『キー付き丸頭ボルト』などの用語が定義されています。
ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(2)ねじ部品 > (e)ボルト 】
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (e)ボルト
番号: 2525
用語: 控えボルト
定義:
2枚の板の間隔を決め、その板の控えとなるような働きをするボルト(付図2525)。
付図2525 控えボルト
対応英語(参考):
stay bolt
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (e)ボルト
番号: 2526
用語: 基礎ボルト(※1)
定義:
機械構造物を据え付けるときに構造物を土台に締め付けるボルト。
形状は種々ある(JIS B 1178 参照)。
対応英語(参考):
foundation bolt
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (e)ボルト
番号: 2527
用語: キー付き丸頭ボルト
定義:
丸頭の付け根に、回り止めのためのキーを付けたボルト(付図2527)。
付図2527 キー付き丸頭ボルト
対応英語(参考):
cup head nib bolt,
cup nib bolt
(※1)
基礎ボルトについては、以下のJIS規格があります。
JIS B 1178
基礎ボルト
この規格では、一般に用いる鋼製の基礎ボルトについて規定されています。
基礎ボルトの種類には、形状によって、L形、J形、LA形、JA形の4種類が規定されています。