打込みねじ／コーチねじ
ネジ用語において、”（2）ねじ部品”の分類の中で、”（d）ねじ”に分類されている用語のうち、『打込みねじ』、『コーチねじ』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ（ねじ）の”ネジ基本”及び”ネジ部品（座金・ピン・リベットを含む）”に関する主な用語として、ねじ用語（JIS B 0101）において、”（2）ねじ部品”の分類の中で、”（d）ねじ”に分類されているネジ用語には、以下の、『打込みねじ』、『コーチねじ』などの用語が定義されています。
ねじ用語（JIS B 0101）
⇒【（2）ねじ部品 > （d）ねじ 】
分類： ねじ用語 > （2）ねじ部品 > （d）ねじ
番号： 2417
用語： 打込みねじ
定義：
くぎを打つように打ち込んで固定するネジ（付図2417）。
ネジ部はリード（※1）の大きい多条ネジで、普通硬化してあり、先端の平らなものと、とがったものとがある。
付図2417 打込みねじ
対応英語（参考）：
drive screw
分類： ねじ用語 > （2）ねじ部品 > （d）ねじ
番号： 2418
用語： コーチねじ
定義：
一般の木ネジより、比較的大きい木ねじ（付図2418）。
四角コーチねじと六角コーチねじとがある。
備考：
四角コーチねじをラッグねじ（lag screw、lag bolt）ということもある。
付図2418 コーチねじ
対応英語（参考）：
（※1）
リードとは、ネジのつる巻き線に沿って軸の周りを一周するとき、軸方向に進む距離のことです（下図 の l）。
平行ねじ
テーパねじ
二条ねじのおねじ（右ねじ）