木ねじ／すりわり付き木ねじ／十字穴付き木ねじ
ネジ用語において、”（2）ねじ部品”の分類の中で、”（d）ねじ”に分類されている用語のうち、『木ねじ』、『すりわり付き木ねじ』、『十字穴付き木ねじ』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ（ねじ）の”ネジ基本”及び”ネジ部品（座金・ピン・リベットを含む）”に関する主な用語として、ねじ用語（JIS B 0101）において、”（2）ねじ部品”の分類の中で、”（d）ねじ”に分類されているネジ用語には、以下の、『木ねじ』、『すりわり付き木ねじ』、『十字穴付き木ねじ』などの用語が定義されています。
ねじ用語（JIS B 0101）
⇒【（2）ねじ部品 > （d）ねじ 】
分類： ねじ用語 > （2）ねじ部品 > （d）ねじ
番号： 2414
用語： 木ねじ
定義：
木材にねじ込むのに適した先端とネジ山とをもつネジ。
頭部の形状には、丸、皿、丸皿などがある。
締付け手段の形として一般には、すりわり付き、十字穴付きなどがある。
対応英語（参考）：
wood screw
分類： ねじ用語 > （2）ねじ部品 > （d）ねじ
番号： 2415
用語： すりわり付き木ねじ（※1）
定義：
すりわり付きの木ねじ（JIS B 1135 参照及び 付図2415）。
付図2415 すりわり付き木ねじ（丸頭の例）
対応英語（参考）：
slotted head wood screw
分類： ねじ用語 > （2）ねじ部品 > （d）ねじ
番号： 2416
用語： 十字穴付き木ねじ（※2）
定義：
十字穴付きの木ねじ（JIS B 1112 参照及び 付図2416）。
付図2416 十字穴付き木ねじ（皿頭の例）
対応英語（参考）：
cross recessed head wood screw
（※1）
すりわり付き木ねじについては、以下のJIS規格があります。
JIS B 1135
すりわり付き木ねじ
この規格では、一般に用いる鋼製、ステンレス鋼製及び黄銅製のすりわり付き木ネジについて規定されています。
すりわり付き木ねじの種類は、頭部の形状によって、丸木ねじ、皿木ねじ、及び丸皿木ねじの三種類が規定されています
（※2）
十字穴付き木ねじについては、以下のJIS規格があります。
JIS B 1112
十字穴付き木ねじ
この規格では、一般に用いる鋼製、ステンレス鋼製及び黄銅製の十字穴付き木ネジについて規定されています。
十字穴付き木ねじの種類は、すりわり付き木ねじと同様に、頭部の形状によって、丸木ねじ、皿木ねじ、及び丸皿木ねじの三種類が規定されています。