頭の径/円筒部径/頭の高さ
ネジ用語において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(a)一般”に分類されている用語のうち、『頭の径』、『円筒部径』、『頭の高さ』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(a)一般”に分類されているネジ用語には、以下の、『頭の径』、『円筒部径』、『頭の高さ』などの用語が定義されています。
ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(2)ねじ部品 > (a)一般 】
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (a)一般
番号: 2122
用語: 頭の径
定義:
円形の頭の最も大きい部分の直径(付図2122)。
付図2122 頭の径
対応英語(参考):
head diameter
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (a)一般
番号: 2123
用語: 円筒部径
定義:
円筒部の直径(付図2102)。
付図2102(ねじ部)
対応英語(参考):
body diameter
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (a)一般
番号: 2124
用語: 頭の高さ
定義:
平面の座面(※1)をもつおねじ部品では、頭の頂点又は上面から座面までの距離。
平面以外の座面をもつ場合は、頭の形状によって寸法の取り方が多少異なる(付図2124)。
付図2124 頭の高さ
対応英語(参考):
height of head
(※1)
座面とは、ねじ部品の締付けの際直接荷重を受ける面の部分のことです。
ただし、ねじのフランクを除きます。