頂面/ねじ先/首下丸み部
ネジ用語において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(a)一般”に分類されている用語のうち、『頂面』、『ねじ先』、『首下丸み部』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(a)一般”に分類されているネジ用語には、以下の、『頂面』、『ねじ先』、『首下丸み部』などの用語が定義されています。
ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(2)ねじ部品 > (a)一般 】
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (a)一般
番号: 2110
用語: 頂面
定義:
ボルト頭又はナットで、座面(※1)の反対側にある荷重を受けない面。
対応英語(参考):
top face
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (a)一般
番号: 2111
用語: ねじ先
定義:
おねじ部品のねじ部の端。
対応英語(参考):
end,
point
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (a)一般
番号: 2112
用語: 首下丸み部
定義:
頭部から円筒部へ移行する部分に付けたすみ肉の部分。
対応英語(参考):
underhead fillet
(※1)
座面とは、ねじ部品の締付けの際直接荷重を受ける面の部分のことです。
ただし、ねじのフランク(山の頂と谷底とを連絡する面。下図参照。)を除きます。
おねじ山の要素